表示画面領域の小さいスマートフォンにとってステータスバーのスペースすら惜しく感じてしまうものですが、利用者としては時間やバッテリー状態がアプリを立ち上げながらも確認できるのは便利です。逆にゲームのように大きな画面で楽しみたいものの場合はステータスバーはない方が良いでしょう。
アプリカンを使ったアプリにおいてもステータスバーの状態は自由に設定が可能です。それもコーディングはなく、設定ファイルを変更するだけで可能です。
設定について
設定は applican.xml に行います。以下の3つの設定を組み合わせます。
<property name="STATUS_BAR">true</property> <property name="STATUS_BAR_OVERLAY">true</property> <property name="STATUS_BAR_STYLE">dark</property>
STATUS_BAR
ステータスバーの表示、非表示を設定します。
STATUS_BAR_OVERLAY
ステータスバーの透過設定を行います。
STATUS_BAR_STYLE
ステータスバーのテーマを設定します。lightまたはdarkを指定します。
実際に設定を行った時の画面を紹介します。
1. ステータスバー表示(通常)
まずはステータスバーを普通に表示する場合です。
<property name="STATUS_BAR">true</property> <property name="STATUS_BAR_OVERLAY">false</property> <property name="STATUS_BAR_STYLE">dark</property>
2. ステータスバー非表示
ステータスバーを非表示にする場合はSTATUS_BARにfalseを設定します。
<property name="STATUS_BAR">false</property> <property name="STATUS_BAR_OVERLAY">false</property> <property name="STATUS_BAR_STYLE">dark</property>
3. ステータスバー透過(白表示)
ステータスバーを透過にしつつ、テーマにlightを適用します。
<property name="STATUS_BAR">true</property> <property name="STATUS_BAR_OVERLAY">true</property> <property name="STATUS_BAR_STYLE">light</property>
4. ステータスバー透過(黒表示)
続いてdarkテーマを適用します。
<property name="STATUS_BAR">true</property> <property name="STATUS_BAR_OVERLAY">true</property> <property name="STATUS_BAR_STYLE">dark</property>
いかがでしょうか。この設定を使いこなして、ステータスバーをアプリに合わせて自由に設定してください。