アプリカンブログ

HTML5でiOS/Androidアプリが開発できるプラットフォーム、アプリカンのブログです。

HTML5でアプリを作るハイブリッドアプリの利点とは?(2)

前回はハイブリッドアプリのメリットについて紹介しました。今回は開発者視点ではなく、マネージメント/経営層から見た時のハイブリッドアプリ開発に取り組むメリットを紹介します。

期間短縮

一般的にネイティブアプリのプログラミング言語(Objective-C/SwiftやJava)に比べてハイブリッドのプログラミング言語(HTML5/JavaScript)は開発期間が短い傾向にあります。Webベースでプロトタイプ的に開発と修正を繰り返していくスタイルの場合、ネイティブアプリを作るのに比べて数分の一の期間で開発できるケースも少なくありません。

エンジニアリソース確保のしやすさ

iOS、Androidのエンジニアリソースはまだまだ希少で、人件費も高いのが一般的です。特に一つのアプリをすべてゼロから開発し、かつメンテナンスまで行っていけるエンジニアのスキルとなると確保が困難になるでしょう。

その点、ハイブリッドアプリ開発で求められるスキルはHTML5/JavaScriptと従来のWebフロントエンジニアと同じです。そのためエンジニアリソースの確保が容易です。

既存のスキルセットでアプリ開発が行える

さらに既にWebシステム開発を提供されている企業であれば社内の既存リソース、スキルセットでアプリ開発に参入ができます。特にビジネス領域におけるハイブリッドアプリシェアは15%近くになります。

また、Amazonショッピングアプリもハイブリッドアプリであり、既存のコマース事業者がアプリ化する場合などに使うと親和性の高い技術であると言えます。このように既存のWebサービスを手がけた企業においては、さらに既存のサイトをアプリ化するという方法も良さそうです。

学習コストが低い

ハイブリッドアプリはiOS/AndroidのAPIが使えるのが利点です。そのため完全なWebアプリに比べると多少の学習が必要になります。とはいえ一般的にAPIはJavaScriptから操作できるようになっていますので、学習コストは決して高くありません。

パフォーマンス向上

従来、ハイブリッドアプリで問題視されてきたのがパフォーマンスです。しかしiOS8でのWKWebView、Android 4.4以降でのChromeViewなどはJavaScriptエンジンの改善によりこれまでよりも大幅に高いパフォーマンスが出せるようになっています。

もちろんネイティブと同じレベルという訳ではありませんが、これまでに比べるとパフォーマンスが大幅に改善しています。これによりハイブリッドアプリが適用できる領域が拡大していると言えます。

マルチプラットフォームが狙える

ハイブリッドアプリの特徴として、一つのコード(ワンソース)でマルチプラットフォーム(iOSとAndroid。場合によってはWindows Phoneなども)にサービス提供できるというメリットがあります。開発コストが二分の一以下になります。

マルチプラットフォームにアプリを提供ししつつ、その機能やユーザ体験を同一に保ったり、機能追加を行っていくのはコストや開発期間がかかります。ハイブリッドアプリでは低コストで開発し、改善を繰り返すことで他のアプリに差をつけられることでしょう。


アプリの市場は年々拡大傾向にあります。それはゼロからアプリだけを開発しているところも多いですが、既存のWebサービスがある中でさらにアプリ開発を推し進めているケースもあります。そうした時にハイブリッドアプリは開発コストや期間を低く抑える良い手法になりえるでしょう。

私たちの提供するアプリカンでは企業向けにメールサポートも行っています。ハイブリッドアプリを開発していく中で困った点があってもサポートを利用することで高い生産性が維持できるはずです。