アプリカンブログ

HTML5でiOS/Androidアプリが開発できるプラットフォーム、アプリカンのブログです。

INFOSOUND™の提供する非可聴音による情報発信とは?

Applican 1.12ではヤマハ株式会社の提供するINFOSOUND™に対応しました。INFOSOUND™とは非可聴音を使った情報発信技術になります。そこで今回はINFOSOUND™の技術の概略と、その使い方を紹介したいと思います。

非可聴音とは?

非可聴音とは読んで字のごとく、人間の耳には聞こえない領域の音になります。非可聴音は人間には聞こえませんが、スマートフォンのマイクには届けられます。

情報発信とは

非可聴音が聞こえる範囲に対応アプリが入ることで、それをトリガーにして情報発信ができるようになります。非可聴音を発するスピーカー自体はネットワークに接続されておらず、その音に含まれるID情報をINFOSOUND™のサーバで検証します。そしてID情報が正しいものであると検証した上で、必要な処理をアプリ側で実行します。

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スピーカー自体は特別なものではなく、市販のスピーカーが利用できます(上の写真のように専用スピーカーもあります。アプリカンとの連携ではこの専用スピーカーを用います)。そこにIDを付与した特別な音(非可聴音)を流すことでINFOSOUND™デバイスにすることができます。しかも別な音源と組み合わせることもできますので、BGMを流しつつ非可聴音を流すといった方法も可能です。

利用可能距離

スピーカーが発する音が届く範囲になりますが、おおよそ5mになります。また音波なので壁などを越えることはできず、限定的な空間における利用が可能です。

iBeacon/ビーコンとの違い

気になるのはやはりiBeaconとの相違点ではないかと思います。ざっとまとめると以下のようになります。

iBeacon INFOSOUND™
必要な技術 BLE(Bluetooth Low Enegy) マイク
距離 最大50m 約5m
通過 通過しない
指向性 なし あり
ネットワーク 不要 必要
バックグラウンド 対応 非対応

向いている利用法

スピーカーを使うという点において、指向性が高いのが特徴になります。そのため展示の側において、ごく近距離(かつ壁で区切られている)でしか反応しないようにできます。また、店舗においても入店前に反応してしまったり、隣の店舗にいても反応するといった問題を防げます。

逆にNFCのようにタッチをするような必要はないので、入店時クーポンやお知らせに使うことができるでしょう。ただし現状はバックグラウンド処理には対応していないので、アプリをフォアグラウンドにしている場合に限って動作する仕組みになります。

そのため、イベントなどの展示や店舗内での利用が向いているのではないでしょうか。

アプリカンならINFOSOUND™が簡単に使えます!

アプリカンを使えばiOS/Androidの両プラットフォームに対してINFOSOUND™対応アプリが開発できます。HTML5/JavaScriptを使って行いますので、これまでのWeb制作技術をそのまま活かして新しいO2Oアプリの提案ができるようになるでしょう。ぜひご覧ください。

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