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アプリカンブログ

HTML5でiOS/Androidアプリが開発できるプラットフォーム、アプリカンのブログです。

インフォサウンドとビーコンの違いについて知りたい5つのこと

多数あるO2Oの施策で、専用のデバイスを用いるものも幾つかあります。アプリカンではその内、インフォサウンドとiBeacon/ビーコンデバイスに対応しています。どちらも発生源に近づくとスマートフォンが反応するという意味では同じ分類のO2Oデバイスになります。

今回はそんなインフォサウンドとビーコンの違いについて紹介します。自社の考えるO2O施策においてどちらがベストか、参考にしてください。

1. ビーコンはBluetooth、インフォサウンドは音を使う

ビーコンはBluetooth(BLE)を発信します。対してインフォサウンドは可聴領域外の音をスピーカーから出します。そこが一番大きな違いになるかと思います。Bluetoothを使う場合、スマートフォンやタブレット側でBluetoothを有効にしなければなりませんが、これが一番大きな障壁になります。その点、インフォサウンドはマイクを使うので特に設定を変更する必要はありません。

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ビーコンはOSで対応していることもあり、アプリがバックグラウンドになっていても範囲内に来たタイミングで通知を出すことができます。対してインフォサウンドではフォアグラウンドにある場合だけ利用ができます。そのためお店に来たタイミングなどでアプリを立ち上げてもらい、そこで通信を行うと言った仕組みが必要です。

2. ビーコンは距離が測定でき、インフォサウンドは指向性がある

ビーコンは強度を測定できるようになっています。その強度を使ってビーコンとスマートフォンの距離が測定できます。対してインフォサウンドは音量によって変わってしまうので細かく距離を測定することはできません。

その代わりにインフォサウンドは指向性あるスピーカーを使うことで反応する範囲を特定することができます。ビーコンの場合、デバイスを中心に全体に発信されますのでそのような制御はできません。

3. オフラインでも使えるビーコン

インフォサウンドの場合、デバイスの検証をサーバとの通信を介して行います。そのため、オフラインでは使えないという問題があります。スマートフォンではおおむね問題ないと思いますが、圏外になる場所では使えません。

ビーコンの場合、ローカル通知になるのでオフラインでも利用が可能です。ただしビーコンデバイスのUDIDが分かってしまうとビーコンデバイスを真似するのも難しくありません。そのためUDIDと位置情報を組み合わせた検証をサーバ上で行うなどセキュリティには気を配る必要があるかも知れません。

4. 狭い場所において有利ながらも干渉が発生するインフォサウンド

音を使っているということから互いのインフォサウンドデバイスにおける干渉については注意が必要です。あまり距離が近いと複数の音源を使ってサーバに問い合わせに行ってしまうかも知れません。ビーコンの場合は強度も組み合わせられますので位置について細かな判定が可能でしょう。

ただし音量を調整したり指向性あるスピーカーを用いることでごく狭い空間においても有利なのはインフォサウンドです。ビーコンは壁を通過してしまうので狭い空間にいくつも置いてしまうと確実な場所の把握は難しいかも知れません(via 【iBeacon特集4/4】iBeaconは障害物を貫通して通知できるの? | テクテク [techtech] -未来が見えるネタキュレーションサイト

5. シンプルに使えるインフォサウンド

インフォサウンドは音を使った仕組みなのでスピーカーは専用である必要はありません。すでにお店に設置してあるスピーカーを使うこともできます。特別な仕組みを用意しなくても良いのは魅力ですし、仕組みがシンプルなので故障する心配もあまりありません。

Bluetoothを使ったビーコンデバイスは若干複雑になります。強度がとれるなど、インフォサウンドにはない機能があったり、iOSやAndroidといったOSとの親和性が高いのも魅力と言えます。


いかがでしょうか。ビーコンとインフォサウンドはそれぞれ特性が異なりますので同じO2O施策でも向き不向きがあるかと思います。それらを見極めた上でぜひご利用ください。

アプリカンではJavaScriptでビーコン、インフォサウンドが利用できます。さらにAndroid、iOSの両方をワンソースで書けます!