アプリカンブログ

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ビーコンからスタンプまで。O2Oデバイスまとめ

一般的にO2O施策を行う場合には施設や店舗に専用の機器を配置する必要があります。今回はそんなO2O用デバイスを技術別に紹介します。

ビーコン

iBeaconに代表されるビーコンデバイスを使う場合、BLEを発信できる機器を設置する必要があります。これは通常、専用のデバイスになっています。有名なところとしてはMyBeacon®シリーズ | 株式会社アプリックスEstimote Beacons — real world context for your appsがあります。

一つ数千円程度するものが多いですが、ボタン電池一つで数年間動くことや構造がシンプルであるために故障は多くない(ただし屋外などでは防水などを考える必要があります)のが特徴でしょう。

サウンド

音を使ったO2O試作としてはINFOSOUND(インフォサウンド)Air Stampが知られています。非可聴領域のサウンドを出しますので、使うのは普通のスピーカーでも大丈夫です。

スピーカーの音の中にはUDID相当のデータしか含まれませんので、そのIDを使ってサーバ上に問い合わせてはじめてメッセージの送信などができるようになります。そのためスマートフォン側のネットワークが必須でしょう。

スタンプ

紙のスタンプではなく、スマートフォンアプリ上に押すスタンプを使ったO2Oソリューションがあります。STAMP APPS SOLUTIONpopinfoスタンプHiTAP®(ハイタップ)などがあります。

専用の判子型デバイスを使いますので乗っ取られたり、UDIDをコピーされるといったリスクが少ないのが利点です。店舗のポイントカードを置き換えたり、スタンプラリーに使ったりと言ったことが考えられそうです。

NFC

ガラケーの頃から日本ではNFCがよく使われています。iPhoneでもようやくNFCを使えるようになったこともあり(まだApple Payに限定されていますが)、今後は利用範囲が広がっていくものと思われます。主な利用手段は決済が多いですが、タッチ式の仕組みは他にも使い道があるでしょう。

かざすクーポンのような施策であったり、入場管理システムで使われたりとタッチすることによる物理的なフィードバックは決して悪いものではありません。デバイスは専用の機器を購入する必要があります。

WiFi

WiFiのSSIDを検知してビーコンのように使うという方法があります。既存の機器を使えるのがメリットですが、iOSではアプリからWiFiの一覧はとれないので利用はAndroidに限定されるでしょう。

また、WiFiのSSIDは公開情報になってしまうので、そのSSIDをコピーされると予期しなかった動作につながる可能性もあります。WiFiは強度がとれるのがメリットですが、WiFi同士の干渉もあるので運用は注意が必要です。


O2Oデバイスは専用機器を用意しなければならないものが幾つかあります。その分敷居は高くなってしまうかと思いますが、より精度の高いデータがとれます。また、故障時などのメンテナンスコストも高くなってしまうでしょう。

サウンドやWiFiといったすでにある機器を使った場合は導入の敷居が低いのが利点です。手軽にはじめられるので、まずは実験的にはじめてみるのも良いかもしれません。

アプリカンはINFOSOUNDやiBeacon/ビーコンAPIに対応しています。ぜひお試しください!